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お知らせ

2022年04月01日

病院付添サービス 料金改定について

平素は病院受診付き添いサービス ケア・シェアリング・ポノ をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2018(平成30)年から病院付添サービスをはじめ、4年目となる本年。
大変心苦しく感じながらも「サービス利用料金値上げ」の運びとなったことをご報告させていただきます。
すでに、定期ご利用のお客さま(の金銭管理をされている方)には連絡を差し上げ、ご承諾いただいております。皆さまのご理解・ご協力に心より感謝いたします。

ケア・シェアリング・ポノ職員一同、初心を忘れず精進してまいります。
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

2022(令和4)年4月1日
合同会社hareruya
代表 大城五月


ここからは経緯になります。
ここに至るまでの背景について説明させてください。

■サービス開始時の様子
思い返せば、サービス開始当初「ニーズ調査を含め、一人でも多くの方が利用ができる料金設定を」と考え、ギリギリの料金(売上に対し人件費率70~80%)で開始いたしました。介護保険の訪問ヘルパーと同様の専門性、サービスの質の確保を考えての料金設定でした。

しかし、当時はまだまだ「介護保険外サービス」への理解を得る事は難しく、もっと言えば介護保険以外はボランティアか少額の有償ボランティアで対応するのが当たり前な頃(あくまで大城個人的な意見です)だったため、「1時間2500円」「2時間3900円」は高額と捉えられることが多くありました。

それでも「一人でも必要とする方がいるならやろう」「誰にも必要とされなければ辞めれば良いだけのこと」と思い、サービスを開始いたしました。
営業開始後からぽつぽつと相談が増え、ご利用いただいた方からの口コミで広がり、これまで約190名のご登録と2300件以上の病院付添をさせていただき、必要とされるサービスだという事を再認識し、このサービスを始めここまで続けて本当に良かったと感じております。

サービス開始当初よりこれまでポノを信頼しご利用いただきました皆様へ、改めて心より感謝申し上げます。

■料金値上げの背景
ギリギリの料金設定のなか多くの課題がありました。対応件数や相談が増えるにつれ、業務が増え、登録スタッフのみでは対応が難しくなり、管理する者(常勤)を配置する必要性が出てまいりました。
常勤を配置する事での必要経費等を計上すると事業継続が難しくなると感じ、どうにかできないかと色々とやってみたみたものの(この2年間の課題解決プロジェクトはポノの事業立て直しでもありました)やはり難しく、やむを得ず今回の値上げとなりました。

実はそれでも、利用者負担が1~3割適用となる介護保険サービスと比較すると利益率は多くはありません。今後サービス利用料金を上げることなく維持し、事業継続していけるよう取り組んでまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。